動画のパワーをIRに
日本企業は動画のパワーをIRに採り入れるところまでは来ました。次のステップは動画の「使い方」で差を付ける方策です。外国人のコミュニケーションの取り方にフィットする動画をIRに採り入れ、保有の確度を上げる事。 前回の記事で動画の活用について取り上げました。
関連記事: ・動画のパワーをIRに(続編) ・動画のパワーをIRに
今回はNASAが公開した動画を取り上げたいと思います。
1880年から2021年の世界の月間気温の推移の異変を示しています。
GISTEMP Spiral Climate - NASA
データを活用した直観性のあるインフォグラフィックが素晴らしい動画です。
”Data is beautiful! This mesmerizing visualization presents monthly global temperature anomalies between the years 1880-2021.” Credit:Steve Nouri, Chief Data Scientist | Founder | Top Voice DS & AI Source:NASA(https://svs.gsfc.nasa.gov/4975)
2019-2021年の石炭産業への融資総額は1.5兆米ドル。
トップ3は日本の銀行 今年もドイツの環境団体「Urgewald」が2019年~2021年の石炭産業への貸付残高別金融機関ランキングを発表しました。
Source : Urgewald / Table1 : Top Lenders to the Coal Industry
Source : Urgewald / investments-in-coal -developers
英語では「ご覧頂ける通りです」を ” It is self-explanatory. ” と言いますがまさにそんな状況で、データは雄弁です。
(大石)
ご参考リンク
Who Is Still Financing the Global Coal Industry?- Press Release Source : Urgewald
Table1 : Top Lenders to the Coal Industry
Table2 : Top Underwriters to…
世界標準「Bコープ認証」
世界標準「Bコープ認証」をご存じですか?
「Bコープ認証」はESG投資家に向けて日本企業がぜひ採用すべき認証制度だと思います。
特に、IR担当者が以下のような状況に置かれている場合には利用価値が高いと思われます。
現状:
これまでのIRのやり方からなかなか脱却できない。 今までと違うトライアルをしてみたい 証券会社IR支援を頼りにしているが最近あまり面倒を見てくれない 新規の投資家のアクセスがなかなか増えないお薦めする
理由:
SDGsの17の開発目標と、B corp認証で計られるB Impact Assesment(Bインパクトアセスメント)の項目は多くの点で合致するため企業が掲げるSDGsとの親和性が高い 日本企業で採用しているのはまだ少数のみ。より早く採り入れることで投資家へのアピールだけでなく企業ブランディングにも役立つ グローバルでも従業員250人以下の企業が多く認証を取得。
特にアジアでは急速に認知度が上がっている4月からのプライム移行を前に、どこからテを付けたらよいかわからず膨大なお金を払ってコンサル会社に相談する企業も多いと聞いています。
大金をコンサル料に投入する前にBコープ認証取得や、英文開示資料の充実など、様々な施策で投資家へのアピールは可能だと考えます。
一消費者としてもBコープ認証の商品を積極的に買って行きたいと思います。 (大石)
【ご参考リンク】大気中の炭素からダイヤモンドを生成するD2C企業がBコープ認証取得 出所:WWD 世界標準「B Corp」を知っていますか アジアで広がる「良い会社」認証 出所:GLOBE+ ダノン、「Bコープ認証」で若者取り込む 社会へのインパクトを見える化 出所:日経ESG B corp認証とは?取得方法・メリット・SDGsとの関係を解説 出所:SDGsメディア
